「今年の神輿はどこが一番かねぇ」
「今年こそはうちがもらうぜ!」
「まあ、まてうちも今年はすごいぞ。」

-暁の円卓藩国・王都の街角の会話-


概要


明刻社(めいこくしゃ)は暁山山麓にある神社。暁の円卓神宮司の本拠でもあり、正式名称は神社(かみのやしろ)。他の明刻神社分社と区別する場合には明刻神宮と呼ばれることもある。暁の円卓では別格とされ格付けされるものではない。
なお、全体を神宮と称さないのは暁山を含めた全てを一個の神社としてみなすためだと言われている。

建物

明刻社の建物は大きく分けて山頂の戦神社(せんじんしゃ)、山麓の明刻神宮(めいこくじんぐう)からなる。
通常は戦神社を頂社(ちょうしゃ)、明刻神宮を麓社(ろくしゃ)と呼び、頂社は暁の幾多の英霊と荒ぶる龍・烈天、麓社は暁を見守る龍・震山を祭る。古代より暁の地では政治的権威と結びつくことが多かった。広くは暁山そのものを含めた周囲の社宮を全て明刻社と総称するため、まさに暁山そのものが暁の象徴といえる。


本殿の入り口となる鳥居。
基本的にここより本殿へと入っていく。

祭神

  • 頂社(戦神社):烈天 ご神体:龍楯
 ・相殿神:暁の幾多の剣の英霊神格
 ・相殿神:暁の幾多の王の英霊神格

明刻社地

社地の大部分は高原及び山岳・森林で多くは天然林と人工林に区別され、ここでは暁山の火山被害にあったときに直ぐに再建できるように植林を行っている。

式年遷宮

明刻社そのものは20年ごとにまったく同じ形で建て直される。いわゆる神宮などで見られる式年遷宮が行われる。但しこれは火山被害が起きた年にも立て直されるため、厳密に20年ごとに行われておらず、建て直してから再度20年を数えるため、この建て直しの回数がそのままこの明刻社の年数となることはない。
また、古い建築材といえども使用に耐えないわけではないので、各地の分社に譲り渡され、再利用される。

戦神社

戦神社は拝殿及び倉庫、禁足地である神の座よりなる神社であり、一般の人は拝殿のみにしか入ることが許されない。暁を一望できる祭壇、神の座には幾多の英霊と烈天が祭られているため、英霊の縁の家のもの達はあくまで拝殿より参ることになるのである。
ここでは年に一度、春の大祭として、暁の騎士が持つ武具を清める行事が行われる。ただこの清める行事はそのものだけを清めるわけではなくこの高地にある倉庫に数多くの武具が納められている。つまりこの神社そのものが武器庫の役割も兼ねているといえる。

明刻神宮

明刻神宮は山麓にあるもっとも大きな神社である。ここには本殿として暁山を背にした社が一つ、本殿の前に拝殿が一つ。そしてその門を守るように4つの神社が配置されている。
現在においては、参拝ルートも決まっており、本殿にはやはり限られたものしか入ることが許されない。
春の大祭において戦神社で清められた武具はここで各騎士に渡される事になる。
観光地の一環としては、この神社の近くには温泉街が広がっており、参拝を終えた者はそこによって旅の疲れを癒し、明日への活力を得るのだろう。

暁祭

 暁祭という暁の名を冠せられた大祭がある。これは年に一度行われるもので、麓社から、頂社まで神輿を運ぶ大規模なお祭りである。暁の各地より神輿が集まり、山頂に向かって神輿を担ぐこのお祭りは暁ならではだろう。各地の五穀豊穣と武運を祈るそれがこの暁祭に込められた意味なのである。


暁祭で蜂蜜酒を配る娘達。
昔は巫女達が配る慣わしであったが、現在では女の子が配るものと徐々に変化してきている。
祭の時は多くの人が赤いリボン、布を身につける。

奉納大武練

暁祭の見所の一つで、明待河沿岸にあるかつての古戦場に暁の円卓の旗下の剣と王が一同に会して行われる暁の円卓軍の大規模演習である。
祭りの一環として行われるこの演習は過去の英雄達の技を継承し、発展させていることを確認する意味もかねている。ここでは白兵最強の名は伊達ではないところを存分に見せてくれることだろう。

古戦場跡の演習地

暁山中腹に広がる高原はかつて暁の騎士団とこの辺りを支配していた豪族との間で合戦が行われたこともある場所である。ここでは中央を明待河が貫きそれをはさむ様に赤と青に塗り分けられた二軍が対峙する。
観客はちょうど上から一望できる位置に設けられた客席からこれを見ることができるのである。
祭りのときだけではなく、日常的にここでは軍の演習が行われるが、祭りのとき以外ではこの観客席は開放されていないので注意が必要である。


神職について

「私達は」
「私達は」
「二羽の赤鳥と」
「呼ばれています」
『ようこそ明刻社へ!』

-明刻社境内・名物の双子の巫女の言葉-


二羽の赤鳥

別に双子と限ったわけではないが、明刻社の巫女は二人一組で動くものとされている。もともと特に決まりはなく、ただ、作業の関係上二人一組で動いたほうが都合が良かったため、現在においては新人が入るたびにペアをつくり、行動をともにすることになる。
これは王と剣がペアとなっていることにも通じるため、より定着しやすかったというのもあるかもしれない。

服装を見てみると白衣(びゃくえ)と呼ばれる上着をまず着込む。これは結構な長さをを持ち、襦袢の上から羽織る。その下に藍袴(あいばかま)と呼ばれる夜を象徴した色の袴を着け、ここに緋(ひおび)という暁を象徴する赤い布を胸下の位置で巻きつけ前に垂らす。
これは夜明けを告げる暁そのものをこの服装であらわしているとも言われている。


分社での巫女。
本殿、分社問わず、巫女の服装は共通。

神将

当然ながら巫女だけでなく神官も明刻社にはいるが、その中でも武に長じた者を神将と呼ぶ。彼らは暁の武術を伝承する重要な役割を担っている。つまり、過去これまでに生まれてきた暁の武術の集大成が彼ら神将であるのだ。彼らは明刻社の分社をそれぞれ持ち、そこに修練の塔と呼ばれる暁の円卓藩国軍を鍛え上げる修行場を設け、教えを授けている。
この修練の塔は非常時には監視塔としての役割も持ち、その際には臨時に神将にも地位が与えられ、その場の指揮を取ることになっている。



(イラスト:さるき、白石裕  設定文:風杜神奈)

データ

L:明刻社 = {
 t:名称 =明刻社(施設)
 t:要点 = 神社,鳥居,賽銭箱,神主さん、巫女さん
 t:周辺環境 = 暁の円卓
 t:評価 = 住み易さ0
 t:特殊 = {
  *明刻社の施設カテゴリ = 建築物として扱う。
  *明刻社の位置づけ = 宗教施設として扱う。
  *明刻社の設置 = 明刻社は2箇所に設置する。
  *明刻社の床面積 = 1000m2とする。
  *明刻社の構造 = 1階建てとする。
  *明刻社の特殊効果1 = 大きなお祭りを開くことができる。
  *明刻社の特殊効果2 = 暁の円卓の国民は剣、楯を使う間+2の修正を得る。
  *明刻社の特殊効果3 = この家には人が住めない。
  *明刻社の特殊効果4 = お守りやおみくじや絵馬を販売している。
  *明刻社の特殊効果5 = 屋台が出来る。
 }
 t:→次のアイドレス = 大社(施設),神木(アイテム),祭事(イベント),武運長久の守り(アイテム)
 }