主にスター型トポロジで使われる集線装置を「ハブ」といいます。
●HUB=「車輪の中心」
英語で「ハブ(Hub)」は、自転車などの車輪の中心を指します。
ちょうどそのように、各機器のケーブルはハブに接続され、ハブを
介して相互にデータをやりとりします。
イーサネットでは、ハブ同士を接続することにより、ネットワーク
全体の接続機器の台数を何段階にも増やすことができます。
ハブには、大きく分けて以下の2種類があります。
●リピータハブ
「リピータハブ」は、ツイストペアケーブルを伝わってきた信号が、
伝わってくるまでに電気的な劣化を生じているため、劣化を元通りに
して送り出す(リピート)働きがあります。
●スイッチングハブ
「スイッチングハブ」は、リピータハブと同じリピートの働きに加え、
各機器から送られてきたデータを解析して宛先を検出し、その宛先の
機器だけにデータを送ります。
これにより、ネットワーク全体の負荷が軽減して、データの流れが
スムーズになるのです。
最終更新:2007年12月05日 09:11