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暁天騎士団設立に関して

 暁の円卓藩国には騎士団領という制度がある。
騎士団自体が領土を持つその制度は、領土単位で治められる暁の円卓において、騎士団ができるということは
新たな行政区分ができることに等しい。

そしてここでは新たな試みが始められていた。騎士団領の運営に議会制度を導入したのである。
要点はこうだ。騎士団の中より運営委員を自選する。選出された運営委員は藩王に認定され、
その運営を任されるのである。これは以前より議会制に関心を持っていた白石王の意向であった。
王や摂政による上意下達のやり方では個人に負担がかかりすぎる欠点があったが、このシステムでは
ある程度フリーハンドを与えることでそれを軽減し、自律を促すことができるのである。

この暁の円卓の新しい意思決定システムは騎士団の中でも戸惑いながら迎えられており、
その業務の補佐のため政府よりアドバイザーが送り込まれている。監督上の観点から騎士団の活動と決定は
藩王への定期報告が義務付けられているが、有事の際は事後報告による迅速な行動も許可されている。

 暁天の民と呼ばれる者達がいる。それは適応を続けた結果、白兵に特に秀でた能力を有するようになった民達である。
これらの民はこと白兵戦に関して言えば暁の民よりも遥かに優秀であった。
これらをそのままにしておくことは暁の民から戦士の道を奪うことに等しい。同じ単位でいるからそのような可能性があるだけで、
新たに暁天の民と呼ばれる者達だけを集めてその中で同じように職業選択をさせればいいのだ。
そして、そのやり方はもっと大きな意味を持っている。強大な力を持つ暁天の民の能力を結集すれば、
混在してボトルネックが出来る状態よりも遥かに力を発揮しやすいのである。

それぞれの地に散布するよりもその能力を束ねて運用することに大きな意味を見出した暁の円卓政府は、
新たに未開発の領土の開発を大きく推し進め区分し騎士団領を創設し、その地を王妃の名にちなんで炎群(ほむら)と名付けた。
この騎士団を暁天騎士団という。後に炎(ほむら)の騎士団としてその名を馳せ、かつてダークサマーレルムに援軍として
駆けつけることとなるのだ。